ランサムウェア被害の報道でVPNが侵入経路として言及されることが増え、「VPNは危険だ。脱VPN・ゼロトラスト移行を」という言説が広まった。脅威(VPN経由の侵入)を主語にした瞬間、答えは「VPNを捨ててZTNA/SASE製品を買う」という製品の置き換えになってしまう。 Claude Mythos Previewの登場は、AIが脆弱性発見からexploit生成までを機械速度で実行しうることを示し、大きな衝撃を与えた。これを脅威論で受け取ると、「Mythosにどう対抗するか」「Mythos対策製品はどれか」ということになってしまう。本ブログでは、「この脅威をどう防ぐか」ではなく、「何が起きても、把握し、対処し、戻れるか」という問いの入れ替えが重要であることについて考察した。