STAR1 セルフアセスメントとして、日本語での評価レポートの登録および公開を、CSAジャパンが仲介する形で行うことができるようになりました。

CSA Security, Trust & Assurance Registry(STAR)は、クラウドプロバイダのセキュリティレベルを公に公開し、ユーザがクラウドプロバイダを選定する際の判断に利用することができる環境を提供しています。その中で、STAR1 セルフアセスメントは、クラウドプロバイダが、CSAが提供しているCloud Controls Matrix(CCM)あるいはConsensus Assessments Initiative Questionaire(CAIQ)に基づいて独自に評価し、その内容をCSA STARのウエブサイトに公開します。これにより、クラウド利用者がクラウドプロバイダを選択するに際して、セキュリティ管理について確認するための情報として利用することができるようになります。

今までは、クラウドプロバイダが登録を行う場合、英語で評価レポートを作成し、これをCSA米国のSTAR登録サイトに行って英語で手続きする必要がありました。これは、日本のクラウドプロバイダにとって負担の大きいことであるとともに、クラウド利用者にとっても英語で内容を確認しなければならないということから不便な状況になっていました。今回、CSAジャパンがこの手続きを仲介することで、日本語での評価レポートを日本語のまま登録することができ、しかもその手続きも日本で日本語で行うことができるようになりました。

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